Ryuichi Sakamoto: CODA screen ベティ

世界的音楽家 坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー
【終了日:1/5(金)※元旦1/1(月)のみ休館】

【監督】スティーブン・ノムラ・シブル
【キャスト】坂本龍一
2017年/アメリカ,日本/102分/KADOKAWA/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
12月16日(土)〜12月22日(金)
17:30〜19:20
12月23日(土)〜12月29日(金)
20:05〜21:50 [レイト]
12月30日(土)〜12月31日(日)
09:15〜11:00
1月02日(火)〜1月05日(金)
09:15〜11:00
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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これは最終楽章のはじまりなのか

世界的音楽家 坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えた、初の劇場版ドキュメンタリー映画。2012年から5年の長期間に渡る、本人への密着取材によって実現。さらに充実したアーカイブ素材と、初公開のプライベート映像、坂本自身が語る貴重な過去のエピソードも映画を彩る。
坂本が「千のナイフ」でソロデビューしたのは、今から40年近く前となる1978年。同年には、細野晴臣、高橋幸宏の3人でイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成し、そのポップロックとシンセサイザー音楽を融合させた革新的なサウンドで世界的人気となった。今も音楽史を語る上で、外せない重要な存在だ。
80年代には、『戦場のメリークリスマス』、『ラスト・エンペラー』に出演しその音楽も手がけて多くの賞を受賞、映画音楽家としての地位も確立した。それ以降も、作曲家、演奏家、音楽プロデューサーとして幅広いジャンルで活動。90年代後半になると、社会問題・環境問題に意識を向けるようになり、その変化は音楽表現にも表れていった。
そして2014年、中咽頭ガンという思いがけない診断をされ、作曲の努力を続けながらも休息期に入った。1年近くに及ぶ闘病を経て『母と暮らせば』、『レヴェナント:蘇りし者』の映画音楽で仕事復帰。2017年春には、8年ぶりのオリジナルアルバム「async」をリリースした。
多くの作品を生み出し続けてきた、現在65歳の坂本の震災以降の音楽表現の変化に興味を抱き、密着取材を始めたのは、本作が劇場版映画初監督となるスティーブン・ノムラ・シブル。ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサーを務めたことで知られている。
現在と過去を行き来しながら、40年に及ぶ音楽活動の数々の名曲と共に追いかけるうちに、私たちは彼の人生の中で、いくつものターニングポイントがあったことに気付く。そこには、内外の出来事に反応して柔軟に変化していく姿と、一貫して音を探求していく変わらない姿が共存している。
その中で、監督も着眼した大きな変化とは、テクノロジーに頼る現代人の営みが、自然環境を蝕み、人間の行き場所をも奪ってしまうことへの悲しみと憤りだろう。それは東日本大震災で被災した1代のピアノに象徴される。調律から外れた音を、自然に戻った音だと感じるに至り、自分の音楽に取り入れる坂本の心境の変化には、胸を打たれずにはいられない。9.11以降に始めたという、世界各地を巡って〈音〉を集めるその姿にも、驚きと感銘を覚えるだろう。
さらに坂本は、物を叩く音や擦る音、雨や鳥の声などの自然の音、廃墟の音、街の雑踏のノイズなどを集め始める。そんな様々な〈音〉と、坂本の紡ぎ出した〈音楽〉がひとつになる瞬間、私たちは新しい音と出会う純粋な喜びに包まれる。
YMOから映画音楽家までの変遷、社会・環境問題へのコミットメントから闘病生活まで―坂本が「全てをさらけ出した」と語る深淵なドキュメンタリー映画が完成した。

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