働けど、働けど。中国で名匠ワン・ビンが見つめた人生いろいろ。
【終了日:6/15(金)】
【原題】Ku Qian
【監督】ワン・ビン
2016年/フランス,香港/163分/ムヴィオラ/DCP
6月02日(土)〜6月08日(金) |
11:25〜14:10 |
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6月09日(土)〜6月15日(金) |
20:35〜23:20 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
雲南省出身の15歳の少女シャオミンは、バスと列車を乗り継ぎ、遠く離れた浙江省湖州へと向かう。縫製工場で働くためだ。そこは出稼ぎ労働者が80%を占める街。朝から晩まで働いて、ただ働いて。それでもそこには胸に響く一瞬がある。初めて街で働きはじめる少女たちの瑞々しさ、酒に逃げる男、ヤケになる男……。14憶が生きる巨大中国の片隅で、1元の金に一喜一憂する彼らの人生を想う。そして気づく。
“彼ら”は世界のいたるところに存在する“私たち”。
【1元=約17円】
ドキュメンタリーにも関わらず、ヴェネチア映画祭は「脚本賞」を授与した。その理由がわかる、劇場映画以上の感動と、ずっと見ていたくなる面白さ。こんな会話が、こんな表情が、こんな瞬間がなぜ撮れる?
カメラの存在を消す天才監督ワン・ビンならではのマジックが炸裂した傑作。
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