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ベルリン・ロカルノ・香港・全州、世界が注目する吉田光希監督最新作!
【終了日:2/23(金)※1週限定上映】
【監督】吉田光希
【キャスト】池田良,鈴木士,小宮一葉,真木恵未,石橋菜津美
2017年/日本/100分/シネマ☆インパクト/DCP
2月17日(土)〜2月18日(日) |
15:45〜17:35 |
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2月19日(月)〜2月23日(金) |
19:30〜21:10 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【ルリン・ロカルノ・香港・全州、
世界が注目する吉田光希監督最新作、ついに日本公開!】
『症例X』(‘08)ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞、ロカルノ映画祭選出、『家族X』(‘11)ベルリン国際映画祭選出、『トーキョービッチ,アイラブユー』(’13)東京フィルメックススペシャル・メンションと国内外で評価の高い吉田光希監督、待望の最新作『三つの光』が、ベルリン国際映画祭、香港国際映画祭出品を経て、日本での劇場公開が決定しました。
【圧倒的なリアリティで心の再生を描く】
深夜の倉庫街で楽曲制作をするマサキとKの元に、抑圧された日常から逃れるようにして3人の女が集まってきた。自宅でピアノ演奏を撮影し、動画共有サイトにアップロードを続けるアオイ。夫とすれ違いの生活を続ける専業主婦のミチコ。歌うことの意義を失いつつあるシンガーのアヤ。マサキとKとの出会いによって自分を解き放っていく3人。それは、共に作り上げていく一つの音楽に結実するように思われたのだが・・・。
【喜びと葛藤、希望と焦燥。】
橋口亮輔監督『恋人たち』(‘15)の好演で、高崎映画祭優秀新進俳優賞を受賞した池田良をはじめ、
新人俳優たちと監督が対話を重ね、それぞれの個性や境遇をキャラクターに反映させ、
観る者に圧倒的なリアリティをもって語りかけます。
もがき続ける人間の姿を通して、誰もが抱く希望や葛藤、焦燥を描き、心の再生に迫る意欲作です。
【STORY】
抑圧された日常から逃れてきた三人の女。
作り上げる一つの音楽_。
稼働を止めた深夜の倉庫街。その中に一軒だけ明かりを灯す建物があった。
山積みの楽器に囲まれ、ひとり楽曲制作を続けているマサキがいる。
そして、彼の横にはいつでもKがいた。
「もう誰も来ねーよ」
「そんなこと言ったら、全部お終いじゃん」
かつて音楽スタジオとして使われていた場所。今は2人の他に、やってくる者は誰もいない。
保育士として働くアオイは、しばらく仕事を休んでいる。
婚約していた恋人との関係は、他人に壊されるかたちで終わりとなった。
無気力にベッドに横たわり一日を過ごす。自室に置かれたピアノの前で、鍵盤に指を置く。
気持ちの動きに合わせて音を奏でてみる。か弱く、輪郭の無い音楽が鳴る。
彼女は自分の演奏姿を撮影し、動画共有サイトにアップロードし続けている。
「誰も観てないんだけどさ、前は向いてる」
今はこれだけが彼女と世界の接点だった。
専業主婦のミチコは、かつて思い描いていた理想の家族像があった。
経済的にも不自由なく、子どもの居る幸せな家庭。
結婚から2年ほどたった今、その理想とは違うところに居る。
夫とはすれ違うように続く日々。
「すごいヒマだけど、自由が無いじゃん私。表にでたい」
彼女が本音を話せるのは、息抜きで通い始めたテニススクールのコーチだけだった。
彼らは次第に自分の日常に距離を起き始め、そして出会う。
相容れぬような4人は互いに惹かれ合い、やがて不思議なコミュニティを形成していく――。
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