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性同一性障害を抱える21歳の大学生が、性別適合手術へと至る様子を軽やかに映し出すドキュメンタリー
【終了日:3/8(金)※1週限定上映】
【監督】田中幸夫
2017年/日本/74分/風楽創作事務所,オリオフィルムズ/ブルーレイ上映
3月02日(土)〜3月08日(金) |
19:45〜21:00 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【田中幸夫監督コメント】
2016年の春、拙作「凍蝶圖鑑」(2014)を観たという
大学生が、私に映画製作の話を持ち込んで来た。
今回の映画の主人公となった未悠(みゆ)だ。
未悠は子どもの頃から心と体の違和に苦しんできた。
「来年の春休みに性別適合手術をする予定です。
是非、私を撮ってほしい!」と言う。
男の体をもちながら女の心をもつ未悠・・・。
「私のような子を応援していきたい!」
強い覚悟に押されるように撮影に入った。
忌避、蔑み、偏見、差別の渦巻く中、
未悠はあっけらかんと生きていく。
未悠の生き方に共感する人たちも声をあげ始めている。
ドキュメンタリー映画は覚醒するためにある。
感動や怒りや不幸の底上げ大安売りの時代、
「女になる」はフラットだからこそのリアルに徹した。
明るく楽しくバカバカしく、
ちょっと真面目に生きる未悠たち。
映画を通して
多様性を認め合う社会の萌芽を
少しだけ刻印できたのではないかと思っている。
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