ダンケルクから4年、 最大の困難を最大の勝利へ導いた人間愛に満ちた感動の物語
【終了日:11/9(金)】
【原題】Churchill
【監督】ジョナサン・テプリツキー
【キャスト】ブライアン・コックス,ミランダ・リチャードソン,ジョン・スラッテリー,エラ・パーネル,ジェームズ・ピュアフォイ
2017年/イギリス/105分/彩プロ/DCP
10月27日(土)〜11月02日(金) |
12:10〜13:55 |
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11月03日(土)〜11月09日(金) |
08:55〜10:40 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
ダンケルクからノルマンディーへ。映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』の舞台から4年後、1944年6月。第2次世界大戦末期、イギリス首相チャーチルは、連合国軍がナチスドイツ占領下の北西ヨーロッパへ侵攻する“ノルマンディー上陸作戦”を止めるために必要な説得の言葉を吟味していた。作戦遂行の要である連合国軍最高司令官、アイゼンハワーと真っ向から対立したチャーチルの考えの基にあるのは、徹底した人道主義であった。第1次世界大戦で自ら計画・遂行した “ガリポリの戦い”で約50万人もの若い兵士の死傷者を出したことが英国のリーダーとして心の棘になっていた。弱音を吐きながらも周囲に厳しい姿勢のチャーチルを支える最愛の妻クレメンティーンとのすれ違い、心を許しあえる唯一の友と呼べる英国王ジョージ6世との確執、最大の作戦直前に最大の困難に直面したチャーチルが、歴史に残る重い決断を下す。
ウィンストン・チャーチルを英国で舞台俳優として名高いブライアン・コックスが生身の姿で熱演。悩めるチャーチルを支え、時に叱咤する妻クレメンティーンにミランダ・リチャードソン。チャーチルに怯えながらもタイプを器用に打ち、やがて認められていく秘書にエラ・パーネルが脇を固めている。言葉を大切に遣い、また妻の愛に支えられながら第2次世界大戦を戦い抜く姿を監督のジョナサン・テプリツキーが丁寧に描いている。主張が通らず苦悩するチャーチルと支える妻、演説(スピーチ)の言葉を丹念に吟味する姿を通して、現在も“歴史上で、最も偉大なイギリス人”と尊敬されている英国首相チャーチルの、ノルマンディー上陸作戦決行までの96時間を追った感動の物語が誕生した。
【Story】
1944年6月、第2次世界大戦中のイギリス。 “ダンケルク救出作戦”から4年、英国首相ウィンストン・チャーチルは、ナチスドイツ占領下の北西ヨーロッパに侵攻する“ノルマンディー上陸作戦”の遂行に反対していた。第1次世界大戦中の1915年、自らの計画で遂行した“ガリポリ上陸作戦”で50万人もの死傷者を出した惨敗が繰り返されることを恐れていたからだった。チャーチルは英国王ジョージ6世が同席する前で、この作戦を率先して推し進める連合国軍最高司令官であるアイゼンハワーに真っ向から反対意見を述べる。しかし意見は却下され、チャーチルは遂行阻止のために奔走することになる。すでに、連合国軍はイギリス南岸に100万人もの兵士を配備していた。長年の戦争と不況に疲弊しきった国民には、チャーチルがヒトラーの電撃戦に「抵抗し続けた」という貢献度は評価されていなかった。秘書に八つ当たりをするなどチャーチルの行動に心が離れそうになりながらも懸命に支え続けていた妻クレメンティーンの愛情あふれる行動が、チャーチルの心に深く刺さる。
1944年6月6日午前6時。チャーチルの国民を勇気づける演説が始まった。
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