公式サイト: http://www.boy-erased.jp
NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の〈実話〉。
【終了日:2019年7/5(金)】
【原題】Boy Erased
【監督】ジョエル・エドガートン
【キャスト】ルーカス・ヘッジズ,ニコール・キッドマン,ジョエル・エドガートン,ラッセル・クロウ,フリー
2018年/アメリカ/115分/ビターズ・エンド,パルコ/DCP
6月22日(土)〜6月28日(金) |
19:15〜21:10 [レイト] |
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6月29日(土)〜7月05日(金) |
12:50〜14:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
アメリカの田舎町。牧師の父と母のひとり息子として愛情を受けながら、輝くような青春を送ってきたジャレッド。しかし、”自分は男性のことが好きだ”と気づいたとき、両親に勧められたのは、同性愛を”治す”という危険な矯正セラピーへの参加だった。〈口外禁止〉だという驚くべきプログラム内容。自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレッドは遂にある行動を起こす…。原作は、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の〈実話〉。親と子はなぜ、互いの幸せを願うほどにすれ違ってしまうのか――。本当の自分を見つめた先に、誰にも奪うことはできない真実の愛が浮かび上がる。一筋の希望が胸を震わせる、圧倒的な人間ドラマが誕生した。
【アカデミー賞®ノミネート若手実力派ルーカス・ヘッジズ初主演作 俳優ジョエル・エドガートン、待望の監督第2作目】
ジャレッドを演じるのは、本作で初主演を飾るルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では弱冠20歳にしてオスカー候補となり脚光を浴びた。本作では、葛藤を抱えながらも信念を貫こうともがく主人公を熱演、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。さらには両親役には二コール・キッドマン、ラッセル・クロウらベテラン俳優陣が出演。また、奇才グザヴィエ・ドラン、本作へ楽曲提供もした注目のシンガーソングライターのトロイ・シヴァン、ロックバンド“レッチリ”のフリーら個性的な面々が脇を固める。メガホンを取ったのは、俳優としても活躍するジョエル・エドガートン。監督としては『ザ・ギフト』(15)以来2作目の長編作で、本作では監督、脚本、製作、出演とマルチな才能を発揮している。
【アメリカでは約70万人がその影響を受ける、危険過ぎるセラピーの実態】
原作者のガラルド・コンリーが実際に体験し、回顧録として実態を告白した「矯正治療(コンバージョン・セラピー)」での出来事。強制的に性的指向やジェンダー・アイデンティティを変更させようとする科学的根拠のないこの治療は、鬱や深刻なトラウマをもたらすだけでなく、自殺率の高さも指摘されている。米国では、規制は進んでいるものの現在も施され続けており、これまでに約70万人が経験、そのうち約35万人が未成年のうちに受けたといわれる。
【story】
牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)を両親にもつジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)は、大学生となった。きらめくような青春を送るなか、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性が好きであることに気づく。意を決して両親にその事実を告げるが、息子の言葉を受け止めきれない父と母は困惑し、動揺する。
父から連絡を受けた牧師仲間が助言をするため、続々と家へやってくる。
父は問う。「今のお前を認めることはできない。心の底から変わりたいと思うか?」
悲しげな表情の母を見て、ジャレッドは決心する。「──はい」
母が運転する車に乗り込み、ジャレッドは施設へと向かう。「治療内容はすべて内密にすること」細かな禁止事項が読み上げられ、部屋へと案内される。白シャツの同じ服装の若者たちが弧を描くように椅子に腰を下ろしている。
「救済プログラムにようこそ!」12日間のプログラムが始まった──。
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