東京クルド screen ジャック

公式サイト: https://tokyokurds.jp

夢みてしまった。絶望の国で。 18歳のオザンと19歳のラマザン。 差別的な入管法、1%に満たない難民認定率。 それでも青春を生きる2人
【終了日:2021年9/24(金)】

【監督】日向史有
2021年/日本/103分/東風/DCP

9月11日(土)〜9月17日(金)
10:40〜12:25
9月18日(土)〜9月24日(金)
17:25〜19:10
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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緊急公開

2021年5月、入管の収容者に対する非人道的な行為や環境を問題視する世論の高まりを背景に、入管法改正案は事実上の廃案となった。しかし、本作に登場する人々が置かれている過酷な状況は何も変わらない―

故郷での迫害を逃れ、小学生のころ日本へやってきたオザン(18歳)とラマザン(19歳)。二人は難民申請を続けるトルコ国籍のクルド人。入管の収容を一旦解除される「仮放免許可書」を持つものの、許されているのは「ただ、いること」。身分は非正規滞在者で、住民票もなく、自由に移動することも、働くこともできない。また社会の無理解によって教育の機会からも遠ざけられている。いつ収容されるか分からないという不安を常に感じながら、それでも夢を抱き、将来を思い描く。

「難民条約」を批准しながら難民認定率が1%にも満たない日本。救いを求める人びとに対する差別的な仕打ち。希望を奪っているのは誰か?救えるのは誰か?

2019年3月、東京入管で事件が起きた。長期収容されていたラマザンの叔父メメット(38歳)が極度の体調不調を訴え家族らが救急車を呼んだ。しかし、入管は2度にわたり救急車を追い返した。メメットが病院に搬送されたのは30時間後のことだった。在留資格を求める声に、ある入管職員が嘲笑混じりに吐き捨てた。「帰ればいいんだよ。他の国行ってよ」

5年以上の取材を経て描かれるオザンとラマザンの青春と「日常」。そこから浮かび上がるのは、救いを求め懸命に生きようとする人びとに対するこの国の差別的な仕打ちだ。かれらの希望を奪っているのは誰か?救えるのは誰か?問われているのは、スクリーンを見つめる私たちだ。

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