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写真家・石川梵の映画監督二作目。命を賭けてモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む壮絶な狩りと人間の魂の物語
【終了日:2021年10/7(木)】
【監督】石川梵
2021年/日本/113分/アンプラグド/DCP
9月18日(土)〜9月24日(金) |
13:15〜15:15 |
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9月25日(土)〜10月01日(金) |
08:50〜10:45 |
10月02日(土)〜10月07日(木) |
11:10〜13:05 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
くじらと生きるーーSDGsの本質がここにある。インドネシア・ラマレラ村。ガスも水道もない素朴な村に1500人が暮らす。火山岩に覆われた土地は作物が育たず、太古さながらのクジラ漁が村の生活を支え、年間10頭獲れれば村人全員が生きていけるという。手造りの舟と銛(もり)1本でマッコウクジラに挑むラマファ(銛(もり)打ち)。村を支えるため、危険な鯨漁に挑むラマファは村の英雄であり、子どもたちの憧れでもある。伝統捕鯨の歴史は400年に及び、 “くじらびと”たちは互いの和を最も大切なものとして支え合って暮らしている。本作では、ドローンなど最新機材を駆使し世界で初めてラマレラでの鯨漁の空撮と水中撮影に成功し、海の上の人間の物語だけではなく、海中のクジラたちのドラマまでカメラに収めており、舟にクジラが体当たりするなか、死と隣合わせ鯨漁の緊迫感を捉えた映像など、その臨場感はスクリーンを超えて見るものに迫って来るだろう。コロナ禍で急激に生活スタイルが変化し、生きる意味を模索する現代社会。SDGsを合言葉に「持続可能な世界」を模索する私たちにとって、本作品が描く、眩しいほどの生命力に満ちた人々の生き方、そして激しくも厳かな命のやりとりは美しさすらたたえ、人間と大自然の本来あるべき関係を思い起こさせてくれる。2017年ロングランヒットした『世界でいちばん美しい村』でネパール大震災後懸命に生きる人々を捉えた写真家であり映画監督の石川梵は1991年からこの村を取材、過去の貴重な記録とともに2017年から2019年までの3年間に撮影された映像が本作として結実した。“生きること”の本質に触れるドキュメンタリー映画が、この夏スクリーンにいよいよ登場する。
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