公式サイト: https://www.chain-movie.com
幕末の京都、激動の時代をくぐり抜けた武士と庶民の生き様を活写した、オリジナル脚本の時代劇
【終映日:2022年2月18日(金)】
【監督】福岡芳穂
【キャスト】上川周作,塩顕治,池内祥人,村井崇記
2021年/日本/113分/マジックアワー/DCP
2月05日(土)〜2月11日(金) |
11:25〜13:25 |
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2月12日(土)〜2月18日(金) |
16:50〜18:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
新撰組終焉の象徴とも言われる“油小路の変”を通して、激動の時代を生きた無名の人々――武士・庶民の対立、愛、嫉妬、復讐、青春など、幕末の京都を舞台に現代にも通ずる人間のもがき続ける姿を描く。
本作は京都芸術大学映画学科の学生とプロが劇場公開映画を作るプロジェクト「北白川派」第8弾作品で、主演は本作が映画初主演となる上川周作。京都芸術大学在学中に『正しく生きる』(福岡芳穂監督)、『赤い玉、』(高橋伴明監督)等北白川派作品に出演して演技力を磨き、卒業後に本格的な活動を開始。映画『止められるか、俺たちを』(白石和彌監督)、『劇場』(行定勲監督)、NHK連続テレビ小説『まんぷく』や大河ドラマ『西郷どん』等で注目され、若手実力派俳優として脚光を浴びている。
監督は若松プロ出身で『正しく生きる』『愛してよ』で知られる福岡芳穂(京都芸術大学映画学科教授)。脚本は『あゝ、荒野』『宮本から君へ』を手掛けた港岳彦。また本作は、「5万回斬られた男」と呼ばれ数多くの時代劇で活躍、今年1月に惜しくも逝去した俳優・福本清三の最後の出演作となった。
歴史的事件に関わった無名浪士たちのほとばしる情熱、激動の時代をくぐり抜けた人々の濃密な生き様を活写した、熱く激しい人間ドラマが誕生した。
「百年経ったら いい世の中に なってるどいいなあ……」
幕末・京都。会津を脱藩した浪人山川桜七郎(上川周作)は、賭場の用心棒として雇われていた。賭場の胴元、侠客・水野弥三郎(福本清三)に御陵衛士の篠原泰之進(渡辺謙作)、藤堂平助(村井崇記)が資金繰りの相談をしている時、九州の菓子屋の息子・松之助(池内祥人)が賭け金の持ち逃げで引っ立てられてくる。同郷と知った篠原が松之助を救い藤堂らと出ていこうとした時、陰間乞食・惣吉(松本薫)が襲い掛かり、咄嗟に篠原は惣吉の脇腹を斬るが、同時に用心棒の桜七郎が藤堂の前に立ちはだかった。藤堂は刀を交える中で桜七郎に対し侍としての共感を抱き、御陵衛士への合流を誘う。しかし桜七郎は無言で去る。
片や松之助は屯所の下男として御陵衛士盟主・伊東甲子太郎(高岡蒼佑)始め仲間たちから快く迎え入れられる。そんな様子を、斎藤一(塩顕治)がじっと見つめていた。
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