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愛した記憶を巡ってーいま真実のあなたに会いにゆく
【原題】Venuto al mondo
【監督】セルジオ・カステリット
【キャスト】ペネロペ・クルス,エミール・ハーシュ,アドナン・ハスコビッチ,サーデット・アクソイ,ジェーン・バーキン
2012年/イタリア,スペイン/129分/コムストック・グループ/DCP上映
1月11日(土)〜1月17日(金) |
09:50〜12:00 18:10〜20:20 |
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1月18日(土)〜1月24日(金) |
11:55〜14:10 20:10〜22:20 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
ローマに暮らすジェンマ(ペネロペ・クルス)のもとに、ある日1本の電話がかかってきた。それは青春時代を過ごしたサラエボに住む旧い友人ゴイコ(アドナン・ハスコヴィッチ)からのものだった。ジェンマは16歳になる息子ピエトロ(ピエトロ・カステリット)との難しい関係を修復するためにも、彼を伴って自らの過去を訪ねる旅に出ることを決意する。
イタリア人のジェンマが留学先に選んだのは旧ユーゴスラビア。
東ヨーロッパのバルカン半島に位置し、文化の香りを放ち、美しい都市をもつことで知られたこの地域は、やがてヨーロッパ近代史に残る血塗られた民族紛争の舞台となる。
この忘れ得ぬ記憶をたどる映画は、イタリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアの各地を横切りながら、そこに集い、めぐり会い、刻まれた人々の記憶を時代と共にたどる心の旅でもある。
主人公ジェンマを演じたのは、『バニラ・スカイ』(’01)『ボルベール〈帰郷〉』(’06)『それでも恋するバルセロナ』(’08)など才能ある監督や実力派俳優たちとの作品を通じて、華々しい活躍をみせるスペインを代表する世界的女優ペネロペ・クルス。本作では初々しい女子大学生の時代から16歳の高校生の息子と向き合う母親まで、女性としての長い年月をリアルに体現した。
恋して輝く女性の笑顔、幸福になるはずだった結婚生活から愛する人を失った悲しみ、子供との難しい関係に直面する母親の顔、月日を経て真実に向き合い、もう一度深い愛を知った時に流す涙…観る者を共感させずにはいられないその演技に誰もが驚嘆し、称賛を送った。出会った瞬間から恋に落ち、後にジェンマと結ばれるディエゴを演じたのは『イントゥ・ザ・ワイルド』で鮮烈な印象を残し、その後も若き演技派俳優としてめざましい活躍を見せるエミール・ハーシュ。正義感と優しさに溢れるカメラマン、ディエゴは彼の新たなキャリアを決定的なものにした。
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