<ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭> screen ベティ

映画史上最も美しい俳優ー12本の映画が華麗に、優雅に、スクリーンに再臨する
【終映日:2023年6月23日(金)】

セテラ・インターナショナル/DCP

十分余裕をもってお座りいただけます。
6月10日(土)
10:00〜
12:15〜
6月11日(日)
10:00〜
13:05〜
6月12日(月)〜6月14日(水)
10:00〜
12:15〜
6月15日(木)
10:00〜
11:15〜
6月16日(金)
10:00〜
12:15〜
6月17日(土)〜6月23日(金)
09:00〜
11:00〜
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,200
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,200
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★ご来場者特典が決定!
6/10(土)オリジナルステッカー(上の図柄)
6/11(日)オリジナルステッカー(下の図柄)
※無くなり次第終了となります

 
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なぜ彼は<特別>だったのか。
“フランス映画史上最も愛された夭折のスター”
最新技術によってデジタル・リマスターされた名作群が華麗に、優雅に、スクリーンに再臨する

戦後の暗い時代。それは映画が、大衆のロマンと夢を一身に受けとめていた映画の黄金時代でもあった。戦争はフランスにそれまで隠蔽していた様々な矛盾を突きつけた。ナチスには占領されながら、連合軍として戦勝国になった。フランス社会は引き裂かれていた。

そんな時代にジェラール・フィリップは、彗星のごとく登場し、あらゆる世代、あらゆる階級の国民のハートを鷲掴みにした。陽気なプレイボーイ、体制に叛逆する青年、貧困にあえぐ芸術家、手段を選ばない野心家、退廃した医師……。演じた役柄は、戦後フランスの矛盾そのものだった。しかし1959年、キャリアの絶頂期――36歳の若さでこの世を去る。四ヶ月後、『勝手にしやがれ』が公開される。時代は大きく変わろうとしていた。

生誕100年、没後62年。今、ジェラール・フィリップが、これまでとは違ったヴィジョンのもとに蘇ろうとしている。2020年には評伝「ジェラール・フィリップ 最後の冬」がドゥ・マゴ賞を受賞。第75回カンヌ映画祭では、ドキュメンタリー映画が喝采を浴びた。この12本の映画で彼が体現した社会の不条理が解決されない限り、そして私たちが映画に、この現実とは異なる<リアル>を希求する限り、ジェラール・フィリップは蘇る。

《ジェラール・フィリップ》

1922年12月4日、カンヌの裕福な家庭の次男として誕生。愛称は“ジェジェ”。弁護士を目指してニースの大学の法学部に入学。その後、マルク・アレグレ監督の勧めで俳優を目指し始める。1943年、巡業中にパリの興行主に認められ、舞台「ソドムとゴモラ」で大役に抜擢、脚光を浴びる。1946年には『星のない国』で映画初主演を果たし、舞台カミュ作「カリギュラ」にて主役を得る。舞台が評判を呼び、ジョルジュ・ランパン監督が『白痴』(1946)のムイシュキン公爵役に大抜擢。すでにフランス国立民衆劇場の看板的存在だったが、1946年の『肉体の悪魔』が大ヒット。その後も固定したイメージを払拭するために、『パルムの僧院』などの文学的な作品にも積極的にチャレンジした。1952年に映画『花咲ける騎士道』で世界中にその名を知らしめ、一躍スターダムを駆け上がり、フランス初の国際的スターとなった。1953年には、フランス映画祭のため来日。『赤と黒』(1954)や、画家モディリアーニを演じた『モンパルナスの灯』(1958)など数多くの作品に出演。また、1956年には『ティル・オイレンシュピーゲルの冒険』で監督デビューを果たす。円熟期を迎えていた1959年、映画界と演劇界で押しも押されもせぬスターだったジェラール・フィリップは、36歳の若さだったが、惜しまれながら肝臓ガンでこの世を去った。

【上映作品】

▶肉体の悪魔
HDデジタル・リマスター版
Le diable au corps
監督:クロード・オータン=ララ
出演:ジェラール・フィリップ、ミシュリーヌ・プレール、ジャン・ドビュクール、ドニーズ・グレイ、バロー、ジャック・タチ
日本初公開:1952年
★リマスター版 日本初公開

▶パルムの僧院
2Kデジタル・リマスター版
La Chartreuse de Parme
監督・脚本:クリスチャン・ジャック
出演:ジェラール・フィリップ、マリア・カザレス、ルイ・サルー、ルネ・フォール
日本初公開:1951年(142分バージョン)
★2K 日本初公開

▶美しき小さな浜辺
2Kデジタル・リマスター版
Une Si Jolie Petite Plage
監督:イヴ・アレグレ
出演:ジェラール・フィリップ、ジャン・セルヴェ、マドレーヌ・ロバンソン、ジャーヌ・マルカン
日本初公開:1999年
★2K 日本初公開

▶ジュリエット あるいは夢の鍵
/愛人ジュリエット
4Kデジタル・リマスター版
Juliette ou La clef des songes
監督・脚本:マルセル・カルネ
出演:ジェラール・フィリップ、シュザンヌ・クルーティエ、イヴ・ロベール
日本初公開:1952年
★4K 日本初公開

▶花咲ける騎士道
4Kデジタル・リマスター版
Fanfan la Tulipe
監督:クリスチャン・ジャック
出演:ジェラール・フィリップ、ジーナ・ロロブリジーダ、ノエル・ロックウェル、ジュヌヴィエーヴ・パージュ
1952年カンヌ国際映画祭監督受賞
日本初公開:1953年
★4K日本初公開

▶狂熱の孤独
2Kデジタル・リマスター版
Les Orgueilleux
監督・脚色:イヴ・アレグレ
出演:ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ、ミシェール・コルドゥー、カルロス・ロペス・モクステマ
1953年ヴェネツィア国際映画祭優秀作品賞受賞
日本初公開:1954年
★2K 日本初公開

▶しのび逢い ムッシュ・リポアの恋愛修業
HDデジタル・リマスター版
Monsieur Ripois
監督:ルネ・クレマン
出演:ジェラール・フィリップ、ヴァレリー・ホブスン、ナターシャ・パリー、マーガレット・ジョンストン、ジョーン・グリーンウッド、ジェルメーヌ・モンテロ
1953年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞
日本公開:1954年
★リマスター版 日本初公開

▶赤と黒
2Kデジタル・リマスター版
Le Rouge et le Noir
監督:クロード・オータン=ララ
出演:ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリュー、アントネラ・ルアルディ
日本初公開:1954年
★2K 日本初公開

▶夜の騎士道
4Kデジタル・リマスター版
Les grandes manoeuvres
監督・脚本:ルネ・クレール
出演:ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ブリジット・バルドー
日本初公開:1956年
★4K日本初公開

▶モンパルナスの灯
HDデジタル・リマスター版
Les amants de Montparnasse
(Montparnasse 19)
監督:ジャック・ベッケル
出演:ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、リノ・ヴァンチュラ、リリー・パルマー
日本初公開:1958年
※2016年に上映された素材と同様の素材での上映となります。

▶危険な関係
4Kデジタル・リマスター版
Les liaisons dangereuses
監督:ロジェ・ヴァディム
出演:ジャンヌ・モロー、ジェラール・フィリップ、アネット・ヴァディム、ジャンヌ・ヴァレリー、ジャン=ルイ・トランティニャン
日本公開:1961年

▶ジェラール・フィリップ
最後の冬
Gérard Philipe, le dernier hiver du Cid
監督:パトリック・ジュディ
出演:ジェラール・フィリップ
全編吹替ナレーション:本木雅弘
第75回カンヌ国際映画祭 クラシック部門正式出品作品
★日本初公開

 

映画パンフレット
700円
「ジェラール・フィリップ 最後の冬」のパンフレット(新品/p)です。
<ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭>関連パンフレット

【収録内容】
・イントロダクション
・ジェラール・フィリップ プロフィール&フィルモグラフィー
・生誕100年、現代に輝きを増す永遠のスターとして:林珠絵
・ジェラール・フィリップ讃:山田宏一
・尊い眼差し:本木雅弘
・ジェラール・フィリップ 1959年の冬を想う:秦早穂子
・年表
・監督 プロフィール

『ジェラール・フィリップ最後の冬』
Gérard Philipe, le dernier hiver du Cid
監督:パトリック・ジュディ
出演:ジェラール・フィリップ
全編吹替ナレーション:本木雅弘
第75回カンヌ国際映画祭 クラシック部門正式出品作品
★日本初公開

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