公式サイト: https://gaga.ne.jp/TAR/
ベルリンフィル初の女性マエストロ<リディア・ター>、芸術と狂気がせめぎ合い、怪物が生まれる。その衝撃に世界が平伏!
【終映日:2023年7月7日(金)】
【原題】Tar
【監督】トッド・フィールド
【キャスト】ケイト・ブランシェット,ニーナ・ホス,マーク・ストロング,ジュリアン・グローヴァ―,ノエミ・メルラン
2022年/アメリカ/159分/ギャガ/DCP
6月24日(土)〜6月30日(金) |
09:30〜12:15 |
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7月01日(土)〜7月07日(金) |
17:50〜20:35 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
ケイト・ブランシェットが、自身の最高傑作を塗り替えた!4度目となるゴールデン・グローブ章、ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LAの批評家協会賞と名誉ある賞を次々と制し、『ブルージャスミン』に続くアカデミー賞も最有力との声が日に日に高まっている。
監督と脚本と製作は、これまで手掛けた長編映画『イン・ザ・ベッドルーム』と『リトル・チルドレン』の2作で、アカデミー賞脚色賞にノミネートされたトッド・フィールド。16年ぶりとなる全世界熱望の最新作だ。
フィールド監督が、その鋭敏な表現力によって、「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と語るのは、絶対的な権力を振りかざす天才的な指揮者リディア・ターの物語。音楽会の頂点に上りつめたタ―だったが、名声を守り続けるための重圧と、何者かに仕掛けられた陰謀によって、少しずつ心の闇が暴かれていく―。崇高なる芸術と人間の欲望を狂気が交錯し、誰も体感したことのない禁断の交響曲を奏でる、驚愕のサイコスリラー!
ヨーロッパの名優たちが本気で極めた演奏と演技
本物の芸術を追求した驚異と陶酔の映像世界
世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて主席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は並外れた才能とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャー、そして新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは、追いつめられていく―。
ターに扮するケイト・ブランシェットは、ドイツ語とアメリカ英語をマスターし、ピアノと指揮をプロフェッショナルから本格的に学び、すべての演奏シーンを自身で演じきった。ターのオーケストラのコンサートマスターで、ターの恋人でもあり、養女を一緒に育てているシャロンには、『Yella(原題)』でベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を受賞し、本作でインディペンデント・スピリット章にノミネートされたニーナ・ホス。きれいごとの愛だけには収まらない二人の関係を、複雑な感情をたたえ強い瞳で体現した。ターのアシスタントで副指揮者を目指すフランチェスカには、『燃ゆる女の肖像』で一躍注目され、セザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。師弟関係にありながら、どちらも相手を信用できずにいる緊張感あふれる人間模様を表現した。ロシア人チェロ奏者オルガ役には、実際にチェロ奏者として活動し、本作が俳優デビューとなりソフィー・カウアー。多数の演奏家と俳優が参加したオーディションで見事に抜擢され、ターを振り回す自由奔放なオルガを瑞々しく演じた。投資銀行家でターの財団を支援するエリオットには、『キングスマン』の名優マーク・ストロング。
本物のクラシックの世界を描きたいと考えたフィールド監督のために、「指揮者は何を考えているか」の著作で知られ、レナード・バーンスタインと親交の深かった指揮者ジョン・マウチェリが脚本の監修を務めた。さらに、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地での撮影が実現。『ジョーカー』でアカデミー賞を受賞したヒドゥル・グドナドッティルが音楽を担当、クラシック音楽映画にジャズと民族音楽も忍ばせ、独自の世界観を構築した。
五感を震わせる圧巻のラストが、あなたを待つ!
目を凝らせ!
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