ジョイランド わたしの願い screen ベティ

夫とトランスジェンダー・ダンサーとの出会いにより、に縛られていた若き夫婦の人生が大きく変化する——

【原題】Joyland
【監督】サーイム・サーディク
【キャスト】アリ・ジュネージョー,ラスティ・ファルーク,アリーナ・ハーン
2022年/パキスタン/127分/セテラ・インターナショナル/

10月26日(土)〜10月27日(日)
12:25〜14:40
10月28日(月)〜11月01日(金)
12:25〜14:40
18:10〜20:25
11月02日(土)〜11月08日(金)
12:25〜14:35
11月09日(土)
18:45〜20:55
11月10日(日)〜11月15日(金)
10:00〜12:15
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,200
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,200
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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大都市ラホールの街角で、それぞれの降伏がすれ違うー

本作はパキスタンの新鋭サーイム・サーディク監督による初の長編映画。伝統的な価値観に縛られる若き夫婦が、自分らしく自由に生きたいという願いとの狭間で揺れ動く姿が、繊細な映像美とともに描かれる。
彼らの物語に加え、父親や隣人女性など、社会の価値観に囚われ生きづらさを抱えるそれぞれの葛藤は、国と時代、性別を超えて観る者の共感を呼ぶ。
パキスタン映画として初出品となったカンヌ国際映画祭で「ある視点」審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。世界の映画祭で高く評価され、辛口批評サイト「ロッテン・トマト」でも98%(批評家スコア/7月9日時点)の支持を受ける。さらにフランスやアメリカ、イギリスでも大ヒットを記録するが、本国では保守系団体から反発を受け、上映禁止となる事態に。しかしノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイや俳優リズ・アーメッドらからの支援もあり、上映が実現したことでも注目された。残念ながら、監督の地元であり本作の舞台である、ラホールが属するパンジャーブ州においてのみ、いまだに上映が禁止されている。

大都市ラホール、保守的な中流家庭ラナ家は3世代で暮らす9人家族。次男で失業中のハイダルは、厳格な父から「早く仕事を見つけて男児を」というプレッシャーをかけられていた。妻のムムターズはメイクアップの仕事にやりがいを感じ、家計を支えている。ある日ハイダルは、就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、パワフルな生き方に惹かれていく。その「恋心」が、穏やかに見えた夫婦とラナ家の日常に波紋を広げてゆく——

(C)2022 Joyland LLC

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