イランの巨匠 モフセン・マフマルバフ監督率いる “マフマルバフ・ファミリー”
アフガニスタンとイスラエル ― 中東の最前線でいま起こっている矛盾と葛藤を描き出した最新ドキュメンタリー2本が同時公開
【終了日:2025年3月14日(金)】
【原題】Here Children Do Not Play Together
【監督】モフセン・マフマルバフ
2024年/イギリス・イスラエル・イラン合作/62分/ノンデライコ/
3月01日(土)〜3月07日(金) |
16:25〜17:35 |
---|---|
3月08日(土)〜3月14日(金) |
13:40〜14:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,200 | ¥1,200 |
映画のロケハンでエルサレムを訪れたマフマルバフ監督は「長年続くイスラエルとパレスチナの紛争に解決の糸口はあるのか」を探るために、迷宮のような旧市街を訪ね歩く。街角に佇む老人、パレスチナ系ティーンのダンスグループ、ユダヤ系の若者等、様々な人々に出会ってゆく過程で、エルサレムに住む少数のパレスチナ系とイスラエルという国家の摩擦、そしてその根源的な問題が浮かび上がってくるのだが...。
旅行vlog的なフットワークの軽い映像から浮かび上がるエルサレムの日常から見えてくる紛争の根源とかすかな希望
2023年10月のハマス襲撃後の緊張感も見え隠れするエルサレムの街をさまよいながら、その迷宮の深層に潜っていくマフマルバフ監督の目には何が映るのか。気軽な旅行記のようなスマートフォンによる撮影にもかかわらず、確かな構成と映画的な探究心によって、エルサレムの重層的な複雑さと一方で若者たちが体現する微かな希望をそのまま描き出すことに成功した野心的ドキュメンタリー。
(C)Makhmalbaf Film House
月例イベント
ブログ