
1度失われかけた幻の記録が奇跡的に蘇る。
【終了日:未定】
【原題】El primer año
【監督】パトリシオ・グスマン
1972年/チリ/96分/アップリンク/DCP
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11月14日(金) |
15:55〜17:40 |
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11月15日(土)〜11月21日(金) |
12:10〜13:50 |
| 一般 | 大専 | シニア | |
| 通常 | ¥1,900 | ¥1,500 | ¥1,300 |
| 会員 | ¥1,600 | ¥1,200 | ¥1,200 |
1970年、南米チリで史上初めて選挙により選ばれた社会主義大統領サルバドール・アジェンデが誕生し、国家規模の社会変革が始まった。その政権発足から1年間にわたる激動のプロセスを、国民の視点から丹念に描く。グスマン監督は鉱山、農村、港、都市、学校などさまざまな場所で人々の声を記録し、政府の政策が生活にもたらす影響や民衆の高揚感、変革への参加意識などを、希望とエネルギーに満ちた映像で映し出していく。その一方で、既存の権力構造との軋轢や、経済的混乱、政治的不安定といった不穏な兆しにもカメラを向ける。
本作は1973年にチリで発生した軍事クーデター後に多くのプリントが失われ幻の作品となっていたが、グスマン監督監修による半世紀に及ぶ修復作業を経てよみがえり、2023年9月にニューヨークのアンソロジー・フィルム・アーカイブスにて2Kレストア版が世界初上映された。
(C)1972 Patricio Guzmán/2K restoration and digitization with the support of the CNC (French National Centre of Cinema)










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