日本鬼子(リーベン・クイズ) 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白 screen ベティ

実に憎むべき、わたくしであります。

【2025年12月5日(金)】

【監督】松井稔
【キャスト】土屋芳雄,篠塚良雄,永富博道,船生退助
2001年/日本/160分/ダゲレオ出版/

11月29日(土)〜12月05日(金)
12:00〜14:50
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,900 ¥1,900 ¥1,900
会員 ¥1,900 ¥1,900 ¥1,900
高校生以下・しょうがい者:¥1,900
★11月30日(日)12:00回上映後、舞台挨拶開催
登壇予定:松井稔監督、小栗謙一プロデューサー

★11月30日(日)舞台挨拶後
 交流会「みんなで感想を語る会」開催
このイベントは、映画を観た後、自由に感想を語る交流会です。どなた様でも参加可能です。
※ワンドリンクオーダー制です
開催日時|11月30日(日)15:00-16:30頃迄
場所|横浜パラダイス会館(劇場下の施設)
参加方法|下記アドレスに参加者名をメールください。
担当:渋谷宛
keihinvideoplanning@gmail.com
オンラインチケット購入はこちら

実に憎むべき、わたくしであります。
なかったことにはさせません。かつて人を殺す責任を忠実に果たしたおじいちゃんたちの人生最後の戦いが始まった。戦争で何をさせられるかを知っておきましょう。

「リーベンクイズ/日本鬼子」は日本が本格的な侵略戦争を開始した1931年の満州事変から日本の敗戦までの日中 15年戦争の軌跡と世界情勢を追いながら、中国大陸で侵略戦争の実行者となった元皇軍兵士14人を日本の各地に訪ね、彼らが行った加害行為の告白を記録したドキュメンタリーだ。日本の過去の恥部とも言える題材に果敢に取り組んだ本作が2001年の初公開から歳月を経てデジタル DCP版としてよみがえり、再びわたしたちに「戦争とは何か」を問いかける。

何をされたかではなく、何をしたか

監督の松井稔が14名の証言者に依頼したことは、「誰かから聞いた、或いは他の人がやっていたという話ではなく『自分が何をしたのか』だけを話してもらい」、そして「今、振り返ってみてこう思うではなく、出征前、そして戦地で、まさにその時にどう感じたのかを、曖味な言葉でなく語ってもらう」というものだった。

元皇軍兵士による加害行為の告白

証言者の生い立ち、学歴、職業は様々であり、軍隊での経歴も陸軍二等兵から下士官、将校、さらに憲兵、軍医と多岐にわたる。中国人を虫けら同然の感覚で生体解剖や細菌実験を繰り返した軍医、731部隊隊員。自らの功績や名誉のために拷問と大量処刑を行った憲兵。上級者(古兵)の下級者(新兵)に対する私的制裁によって「上官の命令は天皇の命令である」という日本軍特有の軍隊機構をたたき込まれ、人間性を喪失した兵士たち。

終戦後も対中国戦犯として多くの元日本兵が中華人民共和国の戦犯管理所に拘禁された。様々な葛藤を経て、彼らの口をついて出てきた言葉は、彼ら自身が行った壮絶な事実。思い出したくない、しかし決して忘れることができない、まして、なかったことになどできない残虐な加害行為の数々。人間の行いうる狂気のような行為と弱さ、そして実際の戦争を伝えたいという痛切な思いで、男気をもって行った告白、証言をわたしたちが真剣に受け止めるまで、彼らの戦争は終わらない。

2000年/16mm/colour/160min

出演|土屋芳雄 篠塚良雄 永富博道 船生退助 絵鳩毅 榎本正代 金子安次 鈴木良雄 小山一郎 鹿田正夫 富永正三 久保田哲二 小林武司 湯浅憲

製作/監督|松井 稔
製作/撮影|小栗 謙一
ナレーション|久野 綾希子
音楽|佐藤 良介
制作補|花井 ひろみ

トロイア国際映画祭シルバー・ドルフィン賞受賞
ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭特別賞受賞
ベルリン国際映画祭正式出品
日本映画復興会議奨励賞
トロント国際映画祭正式出品
2010年 ロッテルダム国際映画祭 特別招待作品

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