収容病棟【後編】 screen ジャック

公式サイト: http://moviola.jp/shuuyou/

雲南省の精神病院を捉えたワン・ビン監督最新ドキュメンタリー

【原題】瘋愛
【監督】ワン・ビン
2013年/香港,フランス,日本/237分/ムヴィオラ/DCP上映

8月30日(土)〜9月05日(金)
12:30〜14:25
9月06日(土)〜9月12日(金)
13:45〜15:40
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,600 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,300 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
※前編/後編は入替制・別料金となります
前売り券を2,200円にて販売中
販売場所:※前後編セット券のみとなります。
劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(8/26(火)まで)

誰も真似できない
唯一無二のカメラ=“ワン・ビンの距離”が、
またしても新たな傑作を生み出した。
今、私たちがいるのは鉄格子の中なのか?
スクリーンとの境を消し、
異常と正常の境を消す奇跡のドキュメンタリー。

精神病患者が1億人を超えたと言われて久しい中国。
その精神病院で撮影された初めての国際的ドキュメンタリー。

しかし、“初めて見る中国の精神病院の内部”という衝撃以上に、胸に残るのは、世界の経済大国・中国で「存在しない」ことになっている
隔絶された場所で生きる人間たちの、
誰も耳を傾けることのない、愛を求める声である。

世界の注目を集めつづけるワン・ビン監督は、
誰も真似できない唯一無二のカメラ=“ワン・ビンの距離”で、私たちを鉄格子の中に難なく招き入れ、彼らと出会わせ、何が異常で何が正常なのか、そんな境さえも消しさって、
またしても新たな傑作を生み出した。


「精神病患者1億人」の中国。
鉄格子の中に様々な理由で収容された人たちが生きている。

2010年に「精神病患者1億人」と当局が発表以来、経済成長がもたらす急激な社会変化によって、中国の精神病患者は増加の一途をたどっている。その実態はベールに包まれているが、この病院には、200人以上の患者が収容され、中には入院して20年以上になる者もいる。患者たちは多種多様で、暴力的な患者、非暴力的な患者、法的に精神異常というレッテルを貼られた者、薬物中毒やアルコール中毒の者、さらには、政治的な陳情行為をした者や「一人っ子政策」に違反した者までもが、“異常なふるまい”を理由に収容されている。その様子からは治療のための入院というより、文字通り「収容」という言葉が正しく思えてくる。


唯一無二の“ワン・ビンの距離”。そのカメラが記録した人間そのものの姿。

撮影は2013年1月から4月、3ヶ月あまりの間、ワン・ビン監督はほぼ毎日、たった2人のクルーで撮影を行った。収容者たちは、時に、カメラに笑顔を向けて撮影者に親密な感情を表すこともあるが、ほとんどは撮影されていることなどまったく忘れているかのように自然にふるまっている。カメラの存在を隠す訳ではないのに、自然とカメラが消えていく。この誰も真似できない唯一無二の“ワン・ビンの距離”。その映像は驚くべきことに、何の説明もなしに、観客を難なく鉄格子の中に招き入れ、スクリーンと客席の境を消してしまう。さらには、異常とか正常とか、そんな境さえも消しさって、私たちはただそこで人間と出会う。そして、いつのまにかそこに映る人々を、とても親密な愛おしい人々と感じてしまうのだ。なんという人間たち!なんという映画!

誰も聞かない声を聞く。そこにこそ自分の存在意義がある。

4時間に近い本編の中で、カメラは一度だけ病院の外に出る。帰宅措置となる青年患者に同行するのだ。衣食住にも事欠く貧しい家庭からは、病院に収容されていることが「ある者には残酷でも、ある者にはむしろ幸福とも言える」(ワン・ビン監督)事実が胸に迫る。3ヶ月に及ぶ撮影の後に監督が感じたのは、不自由な鉄格子の中でも、愛を求める人間というものの本質だった。誰も聞こうとしていない彼らの声。映画は、その声に静かに耳を傾けている。それこそが変わることのないワン・ビン監督の姿勢である。
なお本作はワン・ビン監督にとって、初めての日本との共同製作作品となる。

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