刑事が下した決断は、正義なのか、過ちなのか。『未来を生きる君たちへ』アカデミー賞受賞コンビが贈る、北欧サスペンス
【原題】En chance til
【監督】スサンネ・ビア
【キャスト】ニコライ・コスター=ワルドウ,ウルリッヒ・トムセン,マリア・ボネビー,ニコライ・リー・カース,リッケ・メイ・アンデルセン
2014年/デンマーク/102分/ロングライド
/DCP上映
6月20日(土)〜6月26日(金) |
11:50〜13:35 |
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6月27日(土)〜6月28日(日) |
17:25〜19:10 |
6月29日(月)〜7月03日(金) |
09:40〜11:25 |
7月04日(土)〜7月10日(金) |
15:10〜16:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
アカデミー賞外国語映画賞『未来を生きる君たちへ』の名コンビによる、家族を題材にした北欧サスペンスの傑作
アカデミー賞外国語映画賞受賞作『未来を生きる君たちへ』をはじめ、
『悲しみが乾くまで』『愛さえあれば』など、家族ドラマのなかにシリアスなテーマを盛り込み、深い人間ドラマの傑作を撮りつづけるスサンネ・ビア監督。『しあわせな孤独』以来6作目のコラボレーションとなる脚本家アナス・トーマス・イェンセンとの名コンビが今回つくり上げたのは、北欧サスペンスの醍醐味を備えた傑作ドラマ。幸せの絶頂から突き落とされる刑事がとっさに選んだ行動が波紋を投げ、さらなる衝撃が彼を襲う。湖、川、海と、デンマークの水辺の風景を印象的にとりこみながら、主人公の魂が救済されるまでが、スリリングに、そして情景豊かに描き出されていく。本作は、2014年トロント国際映画祭でプレミア上映され、絶賛を浴びた。
北欧出身の大注目株ニコライ・コスター=ワルドーがスネンサ・ビア作品に初登場。
誠実で心優しい主人公アンドレアスを演じるのは、人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で世界的に注目されるニコライ・コスター=ワルドー。ギレルモ・デル・トロ監督が製作総指揮を務めたホラー映画『MAMA』、トム・クルーズ主演の『オブリビオン』、ジュリエット・ビノシュと共演の『おやすみなさいを言いたくて』、2016年公開予定のファンタジー・アドベンチャー大作『ゴッズ・オブ・エジプト(原題)』では主役と務めるなど、今や各国でひっぱりだこの俳優だ。
彼の同僚で離婚の痛手からアルコールが手放せないシモンを演じるのは、『ある愛の風景』『未来を生きる君たちへ』にも出演したスサンネ・ビア組の常連俳優、ウルリッヒ・トムセン。暴力的な薬物依存者を演じるニコライ・リー・コスも、『しあわせな孤独』『ある愛の風景』に出演の常連俳優だ。
アンドレアスの妻アナ役は、『恋に落ちる確率』『ヴェラの祈り』のマリア・ボネヴィー。そして薬物依存者のパートナー役サネを演じるのは、本作で演技初体験とは思えない熱演を見せるトップモデルのリッケ・メイ・アンデルセン。パーティで彼女と出会った監督が「サネ役は彼女が演じるべきだ」と確信したという、その慧眼に改めて驚かされる。
敏腕刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、美しい妻アナ(マリア・ボネヴィー)と乳児の息子とともに、湖畔の瀟洒な家で幸せに暮らしていた。そんなある日、通報を受けて同僚シモン(ウルリッヒ・トムセン)と駆けつけた一室で、薬物依存の男女と衝撃的な育児放棄の現場に遭遇する。
一方、夫婦交代で真夜中に夜泣きする息子を寝付かせる日々は愛に満ちていた。だが、ある朝、思いもよらぬ悲劇がアンドレアスを襲い、彼の中で善悪の境界線が揺れ動いていく…。
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