深く刻まれた傷を抱え、壮絶な戦後の半生を送った 6人のハルモニおばあさんのありのままの声と日常
【監督】土井敏邦
2015年/日本/215分/きろくびと/ブルーレイ上映
10月03日(土)〜10月09日(金) |
11:20〜15:10 |
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10月10日(土)〜10月16日(金) |
16:00〜 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,500 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,500 | ¥1,500 |
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◉10/3(土)〜10/9(金)
一部・二部を連続上映(途中休憩あり)
◉10/10(土)〜10/16(金)
一部・二部を日替り上映(チケット1枚で別日で鑑賞頂けます)
▼10/10(土)・12(月祝)・14(水)→ 一部のみ上映
▼10/11(日)・13(火)・15(木)・16(金) → 二部のみ上映
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元「慰安婦」たちが肩を寄せ合って暮らす韓国の「ナヌム(分かち合い)の家」。1994年12月から2年にわたって日本人ジャーナリストがハルモニ(おばあさん)たちの生活と声をカメラで記録した。元「慰安婦」という共通の体験以外、その境遇や歩んできた道はまったく異なるハルモニたち。支えあい、時には激しくぶつかり合う。そんな生活の中で彼女たちは消せない過去の記憶と、抑えられない感情を日本人の記録者にぶつけ、吐露する。あれから20年近く経った今、あのハルモニたちはもうこの世にいない。残されたのは、彼女たちの声と姿を記録した映像だった……
2009年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位に輝いた『沈黙を破る』、2013年度同ベスト・テン第3位で文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞した『異国に生きる 日本の中のビルマ人』の土井敏邦監督が、戦後70年の2015年、あらためて「慰安婦」問題の”記憶”を辿るために完成した注目の最新作。3時間半を超えるこのドキュメンタリー映画は、「問題の解説」や「史実の検証」を目指したものではない。被害女性たちの証言を ありのままに記録した映像作品である。
【第一部 分かち合いの家】
「ナヌム(分かち合い)の家」で暮らすハルモニたち。過去を忘れるための酒が手放せず荒む女性、息子に過去を知られ悩み苦んだ女性、戦後、結婚もできず孤独に生きてきた女性……。彼女たちの日常生活とともに、「慰安婦」の記憶や戦後の波乱の半生を語る5人の声を丹念に記録。
【第二部 姜徳景】
ナヌムの家の住人で最年少の姜徳景(カン・ドクキョン)は、「女子挺身隊」として日本に渡るが、脱走したことで「慰安婦」にされる。望まない子を宿し、戦後帰国した彼女の波乱の半生。その体験と心情を姜徳景は絵で表現した。やがて肺がん末期と宣告される。彼女が死を迎えるまでの2年間を記録。
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