書くことが、生きること。1940年代、パリ。文学界に衝撃を与えた実在の女性作家ヴィオレット・ルデュック
【終了日:3/25(金)】※3/21(月)22(火)は休映
【原題】Violette
【監督】マルタン・プロボスト
【キャスト】エマニュエル・ドゥボス,サンドリーヌ・キベルラン,オリビエ・グルメ,カトリーヌ・イーゲル,ジャック・ボナフェ
2013年/フランス,ベルギー/139分/ムヴィオラ
/DCP
3月05日(土)〜3月11日(金) |
13:35〜15:55 |
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3月12日(土)〜3月18日(金) |
17:00〜19:20 |
3月19日(土)〜3月20日(日) |
09:30〜11:50 |
3月23日(水)〜3月25日(金) |
09:30〜11:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
【愛を求め続け、愛を書き続け、傷ついた彼女が
プロヴァンスの光の中で自分自身を見いだすまで。】
1907年、私生児として生まれたヴィオレット。母親に愛されない想いを抱きつづける彼女は、やがてその想いを小説に書くことに目覚める。そしてその後、ボーヴォワールと出会い、その助けによって、1946年に処女作「窒息」を出版。ボーヴォワールだけでなく、カミュ、サルトル、ジュネら錚々たる作家に絶賛されるが、女性として初めて、自身の生と性を赤裸々に書いたその小説は、当時の社会には受け入れられなかった。傷ついたヴィオレットは精神さえも病むが、ボーヴォワールの支えによって書き続ける。そして彼女は南仏プロヴァンスの村と出会う。パリを離れ、プロヴァンスに移り、そこで自身の集大成ともいえる新作「私生児」の執筆にとりかかるヴィオレット。母との確執、報われぬ愛、そしてボーヴォワールとの絆。彼女は、自分の人生のすべてを“書くこと”に注ぎ込んでいく……。
【人は、全人生をかけて芸術家になっていく。『セラフィーヌの庭』の名匠、名女優エマニュエル・ドゥヴォスら、豪華なスタッフとキャスト陣が贈る感動の実話。】
ヴィオレットを演じるのはセザール賞ノミネート5回、2度の受賞に輝くエマニュエル・ドゥヴォス。実際のヴィオレットに似せた「付け鼻」をつけて、記憶に残る名演を見せる。ボーヴォワールには、こちらも同じくセザール賞を2度受賞しているサンドリーヌ・キベルラン。ヴィオレットを援助する香水メーカー・ゲランの経営者ジャックに、オリヴィエ・グルメ。映画『ホーリー・モーターズ』の名カメラマン、イヴ・カープの映像、40〜60年代の新しい文化が花開こうとするパリの風俗、フェミニンなヴィオレットとシックなボーヴォワールの対照的なファッションなども見どころである。『セラフィーヌの庭』でセザール賞最優秀作品賞ほか7冠に輝いた名匠マルタン・プロヴォが、人生を“芸術”に昇華する苦しみと喜びを見事に描いた。
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