韓国内で1100万人以上を動員し大ヒットを記録!軍事政権下の弁護士の姿を描いた、社会派ヒューマンドラマの傑作!!【終了日:12/23(金)※12/17(土)〜12/19(月)・12/21(水)は休映】
【原題】The Attorney
【監督】ヤン・ウソク
【キャスト】ソン・ガンホ,イム・シワン,キム・ヨンエ,クァク・ドウォン,オ・ダルス
2013年/韓国/127分/彩プロ/DCP
12月03日(土)〜12月09日(金) |
13:10〜15:20 |
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12月10日(土) |
09:20〜11:30 |
12月11日(日) |
16:55〜19:05 |
12月12日(月)〜12月16日(金) |
09:20〜11:30 |
12月20日(火) |
13:30〜15:35 |
12月22日(木) |
13:30〜15:35 |
12月23日(金) |
13:30〜15:35 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【実際に起きた冤罪事件を基に韓国政府、警察組織の深い闇を暴く骨太な社会派ヒューマンドラマの傑作】
高卒から弁護士になったソン・ウソク。学歴もコネもないウソクは、まだ誰も手を付けていなかった不動産登記業務に目を付け、釜山一の税務弁護士へとのし上がっていく。ある日、馴染みのクッパ屋の息子・ジヌが公安当局に突然逮捕されたと知る。ジヌの母親・スネからの懇願を受け、拘置所へ出向くが、面会すら出来ない。ようやく会えたジヌは、すっかり瘦せ細り、顔や身体には無数の痣がある衝撃的な姿だった。ウソクは拘置所での取り調べに不信感を抱き、ジヌの無実を証明しようと立ち上がる_。時は軍事政権下、誰もが国家保安法違反で捕まった者を助けようとしない中で、ウソクは無罪を勝ち取ることができるのだろうか?
1970~80年代、軍事政権下の韓国では多くの学生や若者たちが不当逮捕、拘束され、スパイ容疑などをかけられる事件が多発していた。本作は、国家保安法違反の容疑で学生らが不当に逮捕された「釜林(プリム)事件」とこの事件を担当したことがきっかけで人権は弁護士へと転身した故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の実話が基となっている。軍事政権の不条理に立ち向かう姿を丁寧に描くとともに、民主化へと移り変わっていった激動の時代と政治問題の暗部に鋭く切り込んだ内容が、80年代当時を知る中高年層だけでなく、若い世代にも広がった結果1,100万人以上を動員するロングランヒットとなり大きな話題を呼んだ。近年の韓国映画の中でも重厚かつ骨太な社会派ヒューマンドラマの最高傑作との呼び声が高く、多くの人々に政治の不条理さを改めて突き付けることとなった。
【韓国屈指の演技派俳優たちによる迫真の演技が胸を打つ!!】
主人公を演じるのは、韓国が誇る名優ソン・ガンホ。主演作は軒並み大ヒットを記録し、本作が韓国で公開された2014年には韓国トップスター賞や第35回青龍映画賞で主演男優賞を受賞。演技派俳優として、劇中で圧倒的な存在感を放っている。不当に逮捕されたクッパ屋の息子をアイドルグループZE:Aのメンバーで、本作でスクリーンデビューを果たしたイム・シワンが好演。その演技力が高く評価され、数々の新人賞を受賞した。初主演を務めたテレビドラマ「ミセン-未生-」は高視聴率を獲得、日本でもリメイクされている。今後も『戦場のメロディ』他主演映画の日本公開が控えており、今最も注目の若手俳優である。また、2015年韓国映画史上初の累計観客数1億人を記録した個性派俳優オ・ダルスが弁護士事務所を切り盛りするドンホを人情味たっぷりに演じているほか、ドラマ「太陽を抱く月」のキム・ヨンエ、『悪いやつら』のクァク・ドウォン、『さまよう刃』のイ・ソンミンらベテラン俳優たちが脇を固めている。監督、脚本を務めるのは本作が長編映画デビュー作のヤン・ウソク。新人監督賞、脚本賞を多数受賞し、今後の活躍が大いに期待されている。
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