公式サイト: http://francofonia.jp/
ルーヴルと いざ88分の時間旅行へ。巨匠ソクーロフが描く、ルーヴル200年に刻まれた“美”と“戦争”の叙事詩。
【終了日:12/30(金)】
【原題】Francofonia
【監督】アレクサンドル・ソクーロフ
【キャスト】ルイ=ド・ドゥ・ランクザン,ベンヤミン・ウッツェラート,バンサン・ネメス,ジョアンナ・コータルス・アルテ,アレクサンドル・ソクーロフ
2015年/フランス,ドイツ,オランダ /88分/キノフィルムズ
/DCP
12月17日(土)〜12月23日(金) |
11:40〜13:20 |
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12月24日(土)〜12月30日(金) |
16:45〜18:15 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
世界一有名な美術館、ルーヴル美術館。「ルーヴルのないフランスは必要なのか?」と言われるまでの価値を持つこの美術館は、1793年の誕生から、223年に渡り、ヨーロッパを見続けてきた。そして、ルーヴルの眼差しの先には、常に“美”と“戦争”によって作られた時代があった。 そんなルーヴルが見たヨーロッパの一大叙事詩を映像化したのは、ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ。これまでヒトラーを題材にした『モレク神』(99)では第52回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞、ゲーテの同名小説を映画化した『ファウスト』(11)では第68回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞するなど、高い評価を得てきた。絢爛豪華な映像美で多くの人を魅了した『エルミタージュ幻想』(02)以来の美術館をテーマにした本作では、第二次世界大戦期のドイツによるフランス侵攻時の物語を入り口に、現在と過去を往来して展開していく。ナポレオンや共和国を表す女性像マリアンヌなど時代を象徴する亡霊、息をのむほど美しい数々の美術品、そして美を奪うものと守るもの―。“記憶の迷宮”への旅がはじまる。
【STORY】
第二次世界大戦中の1939年、ルーヴル美術館長のジャック・ジョジャールは、ナチス・ドイツから館内の美術品を守るためにパリ郊外へ密かに運びだすよう指示する。その翌年、ナチス・ドイツの将校ヴォルフ・メッテルニヒが、芸術品の管理のためジョジャールの元を度々訪れるようになる。ふたりは敵同士のため心を開いて語り合うことなかったが、美術品を守る使命で繋がってゆく。
ヒトラーがパリに侵攻する一方、人気のない美術館では、ナポレオン1世が美術品を前に「これも自分が集めてきたものだ」とかつての栄光に浸っている。その傍らには、共和国を表す女性像マリアンヌがいる。争いを繰りかえす人類の歴史の中で、ルーヴル美術館が見てきたものは?そして、ナチス・ドイツのパリ侵攻をどう潜り抜けたのか?
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