人々の心に刻まれる恋人たちの写真「パリ市庁舎前のキス」。20世紀を象徴するフォトグラファーの愛と幸せを運ぶドキュメンタリー!
【終了日:6/30(金)】
【原題】Robert Doisneau: Through the Lens
【監督】クレモンティーヌ・ドルディル
【キャスト】ロベール・ドアノー,ダニエル・ペナック,サビーヌ・アゼマ,ジャン=クロード・カリエール,堀江敏幸
2016年/フランス/80分/ブロードメディア・スタジオ
/DCP
6月17日(土)〜6月23日(金) |
11:35〜13:00 |
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6月24日(土)〜6月30日(金) |
18:05〜19:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【誰もが憧れる“ロマンチックなパリ”のイメージを世界中に広めた“一枚の写真”】
フランスを代表する国民的写真家ロベール・ドアノー。その名は知らなくとも「パリ市庁舎前のキス」という写真を目にしたことのある人は少なくないだろう。1950年にアメリカの雑誌「LIFE」の依頼で撮影されたこの写真は、1980年代にポスターとして発売され世界中で知られるようになった。以来、この写真は愛〈アムール〉の国・フランスの象徴として、現在でも広く愛され続けている。本作では、世界でもっとも有名な恋人たちの写真となったこの写真の知られざる撮影秘話も明かされる。
【人間への限りない“優しさ”と“好奇心”に満ちた写真家】
ドアノーがカメラに出会ったのは、戦争や母の病死など悲しい幼少期を送っていた13歳の頃。初めてカメラに触れるとたちまち写真にのめり込み、生涯を通してパリで生活する人々の常識をとらえ続けた。
一日中歩き回っては、優しいまなざしでレンズを覗きこみ、街角に潜む何気ない “瞬間のドラマ”を職人技で釣り上げる。そして、ときにはモデルを使い演出によって“人生の真実”をより深く表現する_。
彼の独自の写真哲学による撮影は、じつは今まであまり知られてこなかった。
【なぜ、ドアノーの写真は時代を超えて愛され続けるのか_】
本作は、そんな写真家ロベール・ドアノーの人生と創作の秘密に迫る、初めてのドキュメンタリー。撮影風景やインタビューなどの当時の貴重な資料映像や、女優のサビーヌ・アゼマなど親交のあった著名人による証言により、数々の名作をのこしたドアノーの写真家人生を浮き彫りにする。監督は、ドアノーの孫娘であるクレモンティーヌ・ドルディル。
家族だからこその視点で、優しさにあふれた祖父、撮影にこだわりぬく写真家の両面を描き出している。
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