ペンと葉書”を武器にしてヒトラー政権に挑んだごく平凡な夫婦の驚くべき実話。世界的ベストセラー小説の映画化!
【終了日:8/18(金)】
【原題】Jeder stirbt fur sich allein
【監督】バンサン・ペレーズ
【キャスト】エマ・トンプソン,ブレンダン・グリーソン,ダニエル・ブリュール,ミカエル・パーシュブラント,モニーク・ショーメット
2016年/ドイツ,フランス,イギリス/103分/アルバトロス・フィルム/DCP
8月05日(土)〜8月11日(金) |
09:40〜11:25 |
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8月12日(土)〜8月18日(金) |
15:15〜17:05 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【“ペンと葉書”だけを武器に、ヒトラー政権に挑んだごく平凡な夫婦の驚くべき実話】
1940年6月、戦勝ムードに沸くベルリンで質素に暮らす労働者階級の夫婦オットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)のもとに一通の封書が届く。それは最愛の一人息子ハンスが戦死したという残酷な知らせだった。心のよりどころを失った二人は悲しみのどん底に沈むが、ある日、ペンを握り締めたオットーは「総統は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と怒りのメッセージをポストカードに記し、それをそっと街中に置いた。ささやかな活動を繰り返すことで魂が解放されるのを感じる二人。だが、それを嗅ぎ付けたゲシュタポの猛捜査が夫婦に迫りつつあった_。
【「人間の尊厳を問いかける、まさに語り継がれるべき物語」。監督の想いに共感して終結したオスカー女優ら豪華キャストたち】
ドイツ人作家ハンス・ファラダがゲシュタポの記録文書を基に、わずか4週間で書き上げた小説「ベルリンに一人死す」の映画化。1947年の初版発行から60年以上を経た2009年に初めて英訳されたことで世界的なベストセラーとなった。この小説に深い感銘を受け、自らメガホンを執り念願の映画化を実現させたのは、俳優として90年代に一世を風靡したヴァンサン・ペレーズ。ナチス政権下で叔父がガス室に送られ殺害された過去を持つ。主婦アンナを演じるのは、『ウォルト・ディズニーの約束』の好演も記憶に新しいアカデミー賞女優エマ・トンプソン。その夫で寡黙な頑固者のオットーには、『ハリー・ポッター』シリーズなどのハリウッド大作にも出演するアイルランドの名優ブレンダン・グリーソン。この輝かしいキャリアを誇るふたりの名優が、極限状況化の過酷な試練を共有し、かけがえのない愛を再発見していく夫婦の軌跡を感動的に体現した。さらに夫婦を追いつめるゲシュタポの警部役に扮するのは、国際派俳優ダニエル・ブリュール。戦時下のベルリンの緊迫した市民生活をサスペンスフルに今に伝え、人間の尊厳を問いかける。まさに語り継がれるべきヒューマンドラマが誕生した。
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