公式サイト: http://www.senkyo2.com/
山さん、怒りの再出馬!
想田和弘監督が再び挑む、知られざる選挙の裏側。
【監督】想田和弘
2013年/日本/149分/東風/ブルーレイ上映
8月17日(土)〜8月20日(火) |
16:15〜18:50 |
---|---|
8月21日(水)〜8月23日(金) |
11:25〜13:55 |
8月24日(土) |
17:30〜20:05 |
8月25日(日) |
19:25〜21:55 |
8月26日(月)〜8月28日(水) |
17:30〜20:05 |
8月29日(木)〜8月30日(金) |
19:25〜21:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
舞台は、2011年4月の川崎市議会選挙。震災で実施が危ぶまれた、あの統一地方選挙だ。
映画『選挙』(07年)では自民党の落下傘候補だった「山さん」こと山内和彦が、完全無所属で出馬した。スローガンは「脱原発」。
自粛ムードと原発「安全」報道の中、候補者たちは原発問題を積極的に取り上げようとしない。小さな息子のいる山さんはその状況に怒りを感じ、急遽、立候補を決意したのだ。かつて小泉自民党の組織力と徹底的なドブ板戦で初当選した山さん。
しかし、今度は違う。組織なし、カネなし、看板なし。準備もなし。選挙カーや事務所を使わず、タスキや握手も封印する豹変ぶりだ。
ないないづくしの山さんに、果たして勝ち目は?
監督はもちろん、『選挙』『精神』『Peace』『演劇1・2』の想田和弘。そのカメラに映ったものは、放射能におびえながらも整然と機械的に営まれる日本的日常。
祖国の大ピンチに際しても政策論争が起きず、相も変わらず繰り広げられるお馴染みの選挙風景。山さんが丸腰で挑む選挙戦から浮き彫りになるのは、ニッポンの民主主義の姿だ。
前作『選挙』では第三者然としていた想田。しかし本作では撮る者と撮られる者の摩擦が次第に高まるにつれ、その「状況」に巻き込まれていく。観察映画のカメラは、もはや単なる傍観者ではいられないのだ。
選挙イヤーの日本。「わたしたち」は、いったいどこへ行こうとしているのか? 想田観察映画が、再び世界に問いかける!
月例イベント
ブログ