公式サイト: http://mori-movie.com
“平成”を駈けぬけた稀代の映画女優「樹木希林 映画全集 」
【終了日:2019年4/12(金)※1週限定上映】
【監督】沖田修一
【キャスト】山崎努,樹木希林,加瀬亮,吉村界人,光石研
2018年/日本/99分/日活/DCP
4月06日(土)〜4月12日(金) |
11:05〜12:55 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,000 |
【名優・山崎努と樹木希林
円熟の夫婦役に日本中が笑いと涙に包まれる】
山崎努演じる画家モリ(熊谷守一)は94歳。猫、蟻、カマキリ、揚羽蝶、鬼百合・・・毎日、庭の小さな生命たちを飽くことなく眺め、絵を描いてきました。50歳を過ぎてようやく認められ、近頃はどうにか暮らせるようになったけれど・・・相変わらず周囲の期待通りには筆が進みません。樹木希林が演じる妻・秀子は76歳。生活のことなどどこ吹く風の夫と世間の間に立ち、時に光と影を包み込み、毎夜アトリエに送り出します。
子どもを亡くす経験もし、決して平坦な52年の結婚生活ではありませんでした。
二人は、じかに優しい言葉をかけあることはしませんが、ふと漏らす言葉に互いへの深い敬意と愛情がうかがえるのです。
山崎努と樹木希林という日本映画の至宝たる名優が演じる老夫婦のたたずまいには、長い歳月を経てきたものの深い絆が感じられます。ただ二人がいる、その姿だけで感動が心に広がるのです。
【俊英・沖田修一監督が描く熊谷守一
モリ夫婦を取り巻く個性豊かなキャスト】
監督・脚本は『南極料理人』『横道世之介』などの俊英・沖田修一。本作では、30年もの間ほとんど家の外に出ることなく、庭に生きる虫、草木、猫などひたすらみつめ、描き続けた実在の画家・熊谷守一のエピソードをもとに、モリ夫婦を取り巻く人々の魅力的な生き方を温かな視線で描き出したオリジナルストーリー。作中には、心にじんわり染みわたる名セリフがちりばめられ、観終わった後には、きっと家族や周囲の人たちを慈しむ気持ちが深くなることでしょう。また、加瀬亮(『硫黄島からの手紙』)、吉村界人(『ビジランテ』)、光石研(『あぜ道のダンディ』)、青木崇高(NHK大河ドラマ「西郷どん!」)、三上博史(『スワロウテイル』)、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林与一といった、これまでもこれからも日本映画を支えるあらゆる世代の実力派たちが集結して、熊谷の1日を賑わせます。
【物語】
昭和49年の東京。
30年間自宅のちっちゃな庭を探検し、草花や生きものたちを飽きもせずに観察し、時に絵に描く画家モリ(94歳)と、その妻秀子(76歳)。52年の結婚生活同様、味わいを増した生活道具に囲まれて暮らすふたりの日課は、ルール無視の碁。
暮らし上手な夫婦の毎日は、呼んでもいないのになぜか人がひっきりなしにやってきて大忙し。そんな二人の生活にマンション建設の危機が忍び寄る。
陽がささなくなれば生き物たちは行き場を失う。慈しんできた大切な庭を守るため、モリと秀子が選択したこととは─。
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