ルノワール 陽だまりの裸婦 screen ベティ

公式サイト: http://renoir-movie.net/

私の絵に、暗い色はいらない――印象派の巨匠ルノワール。生涯の最高傑作〈浴女たち〉誕生に秘められた真実の物語

【原題】Renoir
【監督】ジル・ブルドス
【キャスト】ミシェル・ブーケ,クリスタ・テレ,バンサン・ロティエ,トマ・ドレ
2012年/フランス/111分/クロックワークス、コムストック・グループ /DCP上映

1月04日(土)〜1月10日(金)
10:10〜12:05
1月11日(土)〜1月17日(金)
16:25〜18:20
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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光のように現れた、最後のミューズ

1915年、コート・ダジュール。人生の黄昏時を迎えていたルノワールは、病に冒され 満足に絵筆が握れなくなっていた。追い打ちをかけるかのように、最愛の妻を亡くし、そして、息子のジャンが戦地で負傷したという悪い知らせも届き、失意の底にいた…。
しかし ある日、彼の前に突然現れた、溢れんばかりの生命力と輝くような美しさを持つアンドレが画家としてもはや得ることはできないだろうと思っていた活力を、ルノワールに吹き込む――。そしてルノワールは アンドレを最後のモデルに、『浴女たち』の創作を開始する――。

人生の幸福をカンヴァスに描き続け、幸福の画家と称された印象派の巨匠ルノワール。晩年は、病により車椅子での生活を余儀なくされ、自由のきかなくなった手に絵筆を縛り付け創作を続けていた―。
自身は苦境に立ちながらも、なぜ彼の描きだした絵画はこれほどまでに、愛らしく喜びに満ちているのか?
ルノワールの曾孫にあたるジャック・ルノワールの原作を基に映画化した本作は、ルノワールの知られざる晩年、そして、自身が生涯最高傑作と位置づけた<浴女たち>誕生に秘められた真実の物語を鮮やかに描き出す―。
ルノワールを演じたのは、セザール賞最優秀男優賞の受賞者でもある名優ミシェル・ブーケ。そして、ルノワールの最後のミューズであるモデルのアンドレには、フランスでいまもっとも注目されているクリスタ・テレが透明感をもって演じた。
メガホンを取り、共同脚本も担当したのはギョーム・ミュッソのベストセラー小説を映画化した『メッセージそして、愛が残る』のジル・ブルドス監督。そして、ウォン・カーウァイ監督作品などでその映像美が高く評価されているリー・ピンビンが生み出す、まるでルノワールの絵画を見ているような光と色彩に満ち溢れた映像美も必見だ。

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