公式サイト: http://www.mtk2.net/
世界最難関の高峰「K2」初登攀の栄光の陰に隠された、地上8000メートルの真実ー
【原題】K2 - La montagna degli italiani
【監督】ロバート・ドーンヘルム
【キャスト】マルコ・ボッチ,マッシモ・ポッジョ,ミケーレ・アルハイク,ジュゼッペ・チェデルナ,ジョルジョ・ルパーノ
2012年/イタリア/120分/Republic-A/DCP上映
8月30日(土)〜9月05日(金) |
14:25〜16:30 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
世界最難関の高峰K2(8,611m)。それは世界最高峰のエベレストよりも登頂が圧倒的に困難とされる標高世界第2位の「非情の山」。1954年、その名誉ある初登頂を果たしたのは、アキッレ・コンパニョーニ、リーノ・ラチェデッリの二人。本来であれば、その偉業を達成した二人は国を挙げて祝福されるはずだった。しかしイタリアは「登頂は隊全体の名誉」として、長い間その名前を公表しなかった。その陰で、50年以上に亘って初登頂をめぐりクライマー達の思惑、そして名誉を懸けた訴訟が繰り広げられていた。果たして1954年のイタリア隊によるK2初登頂の陰に何があったのか?
世界第2位の高峰初登頂の記録が公になるとともに、隠されていた事実は明らかになり、アキッレ・コンパニョーニ、リーノ・ラチェデッリの名前が世界に知れ渡ることとなる。結果的に54年のイタリア隊はK2初登頂に成功したが、頂上アタックにおけるメンバー間の齟齬はヴァルテル・ボナッティを精神的に傷つけることとなってしまう。デジオ教授による下山後の登山報告書や、登頂から10年後のマスコミの報道などで、K2初登頂におけるボナッティの役割が歪曲して記録、報道されたことが発端で、50年以上にわたりヴァルテル・ボナッティは裁判で争い、初登頂から54年後にようやくK2登頂における事実が認められた。2004年にはCAI(イタリア山岳会)の公式見解も訂正され、名誉回復がなされた。
主演に、イタリアのTVドラマ界にて圧倒的人気を誇る若手実力派俳優マルコ・ボッチがヴァルテル・ボナッティを演じ、アカデミー賞ノミネート監督であり『アンネ・フランク』(01)にてエミー賞を受賞したロバート・ドーンヘルムが圧倒的な映像美とスケールで描く本格山岳ドラマ。初登頂60周年記念の今、その真実が明らかとなる。
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