TATSUMI マンガに革命を起こした男 screen ジャック

公式サイト: http://tatsumi-movie.jp/

感動も、哀しみも、屈辱も、全て彼がマンガに持ってきた。“劇画”を生み出した、辰巳ヨシヒロの半生。【1週限定上映】

【原題】Tatsumi
【監督】エリック・クー
【キャスト】別所哲也,辰巳ヨシヒロ
2010年/シンガポール/96分/スターサンズ/DCP上映

3月28日(土)〜4月03日(金)
16:55〜18:35
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(3/24(火)まで)
前売り券特典:ポストカード
パンフレットをネットショップで販売中
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なぜ、日本人は知らないのか?
なぜ、海外の映画監督が描いたのか?
この才能に、まず、世界が泣いた!
遂にスクリーンで明らかになる!

すべてを失った日本が、焼け跡の中から生み出した「マンガ」。戦後の日本に活力を与えただけでなく今や世界中に広がり、カルチャーの一大潮流となった。

ところが我々日本人はこの分野で世界から絶賛、注目されるクリエイターの名前を知らない。彼の名は、辰巳ヨシヒロ。元々は子供のものであった「マンガ」を、大人の読み物に昇華させ、“マンガの神様”手塚治虫を嫉妬させた「劇画」の名付け親である辰巳。

彼の功績は、アメリカ・フランスといったマンガ文化の先進国において極めて高い評価をうけ、マンガ界におけるカンヌ国際映画祭と言われるフランスの「2005年アングレーム国際漫画祭」で特別賞を受賞、2006年度「TIME」誌ベストコミックスで2位を獲得するなど、世界中で数多くの賞を受賞。フランス語圏のマンガ、バンド・デシネにも多大な影響を与え、その地位を確立している。

本作は2009年手塚治虫文化賞大賞を受賞した辰巳ヨシヒロの自伝的エッセイマンガ「劇画漂流」と、彼の代表的な5つの短編を最新技術によって映像化した、今まで誰も観た事のない「動くマンガ映画」である。日本中が高度成長期にわいている中、辰巳ヨシヒロが描き続けた、〈人間〉の姿とは…。

監督は、カンヌ国際映画祭の常連で、ロカルノ国際映画祭の審査員長も務めた、シンガポールのエリック・クー。声の出演は、監督から直々に指名された俳優・別所哲也が、ナレーション他、一人六役に挑戦している。

世界が認め、日本が知らない、この誇るべき才能を、今知るべき時がきた!

手塚治虫七周忌の会場。マンガ家・辰巳ヨシヒロは、手塚治虫が生み出した数多くの偉大な作品に思いを馳せていた。戦後復興の兆しが見えてきた昭和23年、当時中学生だった辰巳少年は兄と手塚治虫の影響でマンガを描き始める。

4コママンガを投稿していた新聞社から取材を受けたのを機に、マンガの神様手塚治虫と出会うことになる。手塚氏からの「長編マンガを描きなさい」という言葉に奮起した辰巳少年は、高校卒業後晴れてプロのマンガ家となる。貸本マンガの流行を受けて、新聞が「俗悪マンガの氾濫」と書き立てる中、大人向けの作品を描いていた辰巳は憤慨。自らが描くマンガを、語感が強くてドラマ性を感じられる「劇画」と命名する。マンガ家仲間と「劇画工房」を結成し、発した「劇画宣言」は以降の劇画ブームの火付け役となった。

劇画が広く世間に受け入れられ、マンガは子供のものという認識が薄れていくなかで人気マンガ家が次々と登場。皮肉なことに辰巳への注文は減っていく。生活のために描くようになった辰巳は、高度経済成長期で浮かれる世の中への怒りを作品に吐き出すように日陰に暮らす人々を描く筆圧が高まっていくのだった。

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