ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実 screen ジャック

ベトナム戦争終結40周年。アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞に輝くドキュメンタリー映画の最高傑作!

【原題】Hearts and Minds
【監督】ピーター・デイビス
1974年/アメリカ/112分/エデン/DCP上映

十分余裕をもってお座りいただけます。
7月25日(土)〜7月31日(金)
11:10〜13:05
8月01日(土)〜8月07日(金)
17:05〜19:00
8月08日(土)〜8月14日(金)
09:45〜11:40
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,300円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(7/21(火)まで)
パンフレットをネットショップで販売中
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これは、様々な証言や取材映像、ニュース・フィルム、戦意高揚映画のフッテージなどを駆使して“ベトナム戦争”の実像に迫り、第47回(1975)年アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した、ドキュメンタリー映画史上最高傑作の1本である。

インドシナ戦争後の南北分断に端を発する戦争勃発の原因、アメリカの政治家や官僚たちのエゴイスティックな大義と、1000年以上に渡って他国の侵略を受けてきたベトナム人たちの怒り、最前線から帰還した兵士たちの生々しい証言、村を焼かれ、子供を殺されたベトナムの人々の叫び…。なぜ、アメリカはベトナムと戦うことになったのか? そして、彼らはそこで何をしたのか? そこでの行為はどんな結果を生み、どんな影響を及ぼしたのか? 映画はアメリカ、ベトナム、大統領から庶民まで、賛成派、反対派、戦争を体験したあらゆる層の人々の証言を積み重ね、無意味な戦争の真実を浮かび上がらせていく。

また本作は、「地獄の黙示録」や「ディア・ハンター」、「プラトーン」など、70年代後半以降に数多く製作されたハリウッドのベトナム戦争映画の傑作群にも多大な影響を与えた、映画史的にも重要な作品である。

全米では、2001年9月11日の同時多発テロとその後のアメリカのアフガニスタンへの侵攻などを受け、本作の再評価の動きが活発化。2002年6月25日にデジタル修復版マスターを使用したクライテリオン・コレクション版DVDが発売されてベストセラーを記録。2009年2月13日には全米劇場でのリバイバル上映が開始された。

 日本では全米初公開当時は劇場公開が見送られ、1975年9月5日にNET(現テレビ朝日)が夜の11時15分からテレビ放映し大反響を巻き起こした。
上映用のマスターは映画科学アカデミー所蔵の35ミリ・フィルムから作成されたハイビジョン・マスターを使用したノーカット無修正完全版。2010年の公開はDVD上映だったが、今回は初のハイビジョン素材(BD)での上映となる。

本作の題名となっている“ハーツ・アンド・マインズ”という言葉は、ジョンソン大統領が行なった演説での「(ベトナムでの)最終的な勝利は、実際に向こうで暮らしているベトナム人の意欲と気質(ハ-ツ・アンド・マインズ)にかかっているだろう」という言葉から取られている。

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