「ファスビンダーと美しきヒロインたち」上映作。
ドイツ市民社会の抑圧された結婚生活を辛辣にあぶりだす
【原題】Mutter Kusters' Fahrt zum Himmel
【キャスト】マルギット・カルステンセン,カールハインツ・ベーム,ブリジット・ミラ,イングリット・カーフェン
112年/西ドイツ/マーメイドフィルム/35mm
3月23日(土)〜3月26日(火) |
18:15〜20:10 |
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3月27日(水)〜3月29日(金) |
13:55〜15:50 |
3月30日(土)〜3月31日(日) |
12:15〜14:15 |
4月01日(月) |
12:15〜14:15 20:30〜22:30 |
4月02日(火) |
12:15〜14:15 |
4月04日(木) |
20:30〜22:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
ノワール系の作家コーネル・ウールリッチの短編に似ていると出版社から抗議を受け製作側が改めて映画化権を獲得したいわくつきの1本です。
世間知らずのブルジョワ娘が結婚した男は潔癖性のサディスティックな男。設定の不条理さが’70年代ドイツ市民社会の抑圧された結婚生活を辛辣にあぶりだします。
マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラの作品で世界的な撮影監督となったミヒャエル・バルハウスによる鏡を多様した映像がヒロイン、マルタの孤独な内面を見事に表現。
イプセン作「人形の家」のダーク・ヴァージョンともいえる本作は、エキセントリックなメロドラマでありながら心理サスペンスの要素も加味された傑作です。
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