公式サイト: http://www.bakusin-movie.com
被爆の記憶を抱える長崎の街を舞台に、新たな一歩を踏み出そうとする人々の姿を描く
【監督】日向寺太郎
【キャスト】北乃きい , 稲森いずみ , 柳楽優弥 , 佐野史郎 ,
2013年/日本/98分/パル企画/ブルーレイ上映
8月03日(土) |
12:15〜14:00 18:30〜20:10 |
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8月04日(日)〜8月09日(金) |
12:15〜14:00 18:15〜20:00 |
8月10日(土)〜8月16日(金) |
10:00〜11:40 16:50〜18:30 |
8月17日(土)〜8月23日(金) |
17:15〜18:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
坂の上の団地に住む長崎大学3年生の門田清水は、父母と平凡だが幸福な日々を過ごしている。陸上部で汗を流し、医学生の光太とのデートを楽しむ日々。将来のことは漠然としているが、何の不安もない、明るく純粋な少女だった。 ある日、母とケンカしたその夜、母が心臓発作で亡くなった。あまりの突然の出来事に、清水はその死を受け入れられない。母からの電話を無視した罪悪感に押しつぶされそうで、言いそびれた「ごめん」を言葉にすることもできなかった。
一方、高森砂織はまもなく娘の一周忌をむかえるが、一人娘を失った悲しみを癒せないでいる。砂織の実家は、300年続くカトリックの家だった。母・瀧江と父・良一は、孫の死を「神の思し召し」と考え、試練を乗り越えようとしてきた。ある日、砂織の妊娠が発覚する。また子供を失うのではないかという恐怖と、生みたいという思いで混乱する砂織。夫の博好は、やり直そうと砂織を励ますが、砂織は、なぜ沙耶香を失ったのかという思いに心を支配されていく。
やがて、砂織と清水は浦上天主堂近くで導かれるように出会う。二人は共に大切な人を亡くしたことを知り、互いに欠けたものを求めるように心を通わせる。 閉ざしたふたりの心は、明日という未来へすすむことができるのか・・・
芥川賞作家であり現・長崎原爆資料館館長の青来有一氏原作「爆心」(谷崎潤一郎賞/伊藤整文学賞)を、実写映画「火垂るの墓」で高い評価を得た日向寺太郎監督が映画化。
ピアノが奏でる美しい旋律は、日本を代表するジャズピアニスト・小曽根真の音楽。同様に初めて映画のために詞を書き下ろした印象的な主題歌「ひまわり」を唄うのは、ソウルシンガー・小柳ゆき。
そして、主人公・清水を演じるのは若手実力派女優・北乃きい。幼い娘を亡くした母・砂織役を稲森いずみ。「すべては海になる」以来待望の映画出演となる柳楽優弥。さらに、杉本哲太、佐野史郎、宮下順子、池脇千鶴、石橋蓮司らスタッフ・キャストとも豪華な顔ぶれが集結した。
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