ハリウッドの異端者にして鬼才、デニス・ホッパー監督/主演の狂気に満ちた〈最後の映画〉
【終了日:2020年6/12(金)】
【原題】The Last Movie
【監督】デニス・ホッパー
【キャスト】デニス・ホッパー,ステラ・ガルシア,ドン・ゴードン,ジュリー・アダムス
1971年/アメリカ/108分/コピアポア・フィルム/DCP
4月04日(土)〜4月07日(火) |
11:05〜13:00 |
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6月01日(月)〜6月05日(金) |
10:05〜12:00 |
6月06日(土) |
19:05〜20:50 [レイト] |
6月08日(月) |
19:05〜20:50 [レイト] |
6月10日(水) |
19:05〜20:50 [レイト] |
6月12日(金) |
19:05〜20:50 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
ハリウッドのスタントマン、カンザスがペルーの山奥で出会ったのは、暴力や死ですらも現実に行う“本物”の映画撮影だった。竹細工で作ったカメラを掲げ、儀式めいた映画作りに熱狂する村人たち。撮影に巻き込まれていくカンザスは、その虚実の境目で、大いなるアメリカが孕む欺瞞に気付いていく──。
これは、商業映画至上主義のハリウッドが初めて獲得した、真なる芸術映画である。だが、この危険な爆発物の如き作品を、ハリウッドは恐れ、それを闇に葬った。一部に本作を熱狂的に待ち望むものはいたが、未だかつてこの作品が正当な評価にさらされたことはなかった。
2019年──いよいよこの被膜が破られる。論理的に精巧に作られた映画でもなければ、安心できる娯楽を提供する映画でもない。そんなものを求める観客には「ファック!」とデニス・ホッパーはその中指を突き出すだろう。では『ラストムービー』とは何か?その判断を下すのは貴方自身にほかならない。
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