革命運動の時代、女性革命家として名を馳せた重信房子ら4人の女性に焦点を当てたドキュメンタリー
【原題】Children of the Revolution
【監督】シェーン・オサリバン
【キャスト】重信房子,重信メイ,ウルリケ・マインホフ,ベティーナ・ロール,足立正生
2011年/イギリス/88分/太秦/DCP上映
7月05日(土)〜7月11日(金) |
10:05〜11:35 16:15〜17:45 |
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7月12日(土)〜7月18日(金) |
18:35〜20:05 |
7月19日(土)〜7月25日(金) |
16:35〜18:05 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
革命家と呼ばれ、母親として生きた女たち
国籍も名前も変えて生きなければならなかった娘は、
母に何を想うのか―
1970年代初頭、ドイツのウルリケ・マインホフと重信房子は世界革命を目指し、それぞれが母国を後にする。
その後、彼女たちはパレスチナ過激派と共に戦闘訓練を受け、ウルリケは“バーダー・マインホフ・グループ”、房子は“日本赤軍”のリーダーとして二人は悪名高い“テロリスト”となった。
1968年に世界を揺るがし、同時多発的に起きた学生反乱事件に触発され製作された本作は、当時の貴重なニュース映像や、二人に接した人たちのコメントを交え、テロリストの素顔とその娘たちの生き方を重層的に描き出し、現代が失った変革を恐れぬ勇気を象徴的に描き出した。
監督はイギリス気鋭のドキュメンタリスト、シェーン・オサリバンが務め、ヨーロッパ各地でセンセーションを巻き起こした。
国籍や名前を変えて生きなければならなかった房子の娘であるメイは、その苦悩と母への想いを涙ながらにカメラに語る。革命家であり、母親でもある彼女たちの生き方、また革命家の娘として生きた子どもたちの人生は、絶えず“幸福なる社会”を追い求める人間の本質を、私たちに激しく問いかけてくるであろう。
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